空き巣は家屋に人がいない間を狙って泥棒する行為のことですが、空き巣の手口は2つに分かれます。
ひとつは「侵入の痕跡を残す」侵入と、「侵入の痕跡を残しにくい」侵入があります。
侵入の痕跡を残す手口の場合、家の人が帰宅した際にすぐにわかるため、荒っぽい手口になりやすいですが侵入できるまでのスピードは速いです。
一方侵入の痕跡を残しにくい手口の場合、玄関や窓の鍵が開けっ放しになっていたり、あらかじめ鍵を手に入れていたり、または侵入にかかる時間をとる分住人の行動を分析済みの犯人による行為が多いでしょう。
侵入手口は様々
侵入の痕跡を残すもので多いのが、窓ガラスを割って侵入する空き巣です。窓は人目につきにくい場所にあり、かつ特殊な道具が不要で空き巣の手口の中でも多くなりがちです。窓に小さな穴をあけたりガスバーナーで焼き破りをしたりと窓からの侵入手口も様々です。
玄関で痕跡を残すものとしては、穴をあけたりこじあけたりバールで無理やり鍵を壊す行為です。一目ですぐに泥棒が入ったことがわかるので犯行は短時間で終えられますが、ドアの修理費用も必要になるため狙われた場合はやっかいです。
侵入の痕跡を残さない物で、鍵が開けっ放しでない場合は、合鍵を作られていたりピッキング開錠などがあげられます。合鍵の場合は鍵の知識があるものや近しい人間が犯人であったケースもあります。
これらの被害にあわない為にも鍵を交換したり、窓周りの防犯対策を強化しなくてはなりません。